「2030年ビジョン」の実現に向け、成長加速を図ってまいります。
創業から70年以上の歴史を持つ当社グループは、「世界の器文化に貢献」することを使命とし、お客様が容器に対して求める品質、機能性、個性を実現するパッケージングソリューション・プロバイダーとしての歩みを深めてまいりました。その歩みの中で、私たちは、社会に存在する企業としてのより根源的な使命を見出してまいりました。それは、「サステナブルな(持続可能な)社会の実現に対する貢献」です。すなわち、サステナブルな容器の提供を通じて、お客様のサステナビリティへの取組みに寄与していくことこそが、私たちに求められている最も重要な社会的要請であり、ひいては、中長期的な企業価値向上に直結していくのであるとの認識に、私たちは至りました。そして、時代が脱炭素社会/循環型社会へと大きく舵を切る中、この認識は確信へと変わってまいりました。
私たちの“資源循環”を意識した容器づくりは、30年以上前に遡ります。1991年に生分解性樹脂を使用した容器を開発して以来、リサイクル素材やバイオ素材の活用、あるいは、軽量化や付替え等の省資源化提案など、様々な角度からのアプローチを行ってきました。そして、2022年には「2030年ビジョン」を策定し、目指す姿として「資源循環型パッケージングカンパニー」、重要なKPIとして「連結売上高300億円」、「資源循環型パッケージング製品の売上比率90%」(サステナビリティ容器比率90%超)等の目標を掲げました。このチャレンジングな目標の実現に向け、私たちは今、資源循環型を軸としながら、「業界トップの開発提案力」、「圧倒的スピード(開発/製造/販売)」、「WEBマーケティングの強化・確立」の3つの施策を積極的に展開し、国内外での「竹本容器グループ」のプレゼンス(存在価値)向上を図っております。また、そのための大切な経営基盤として、積極的な人材投資など人的資本を重視した経営を推し進めております。
当社グループの連結業績は、市場環境の激変に対応して実施してきた中国ビジネスの収益構造改革が一定の成果を上げ、2024年12月期より、売上・利益ともに回復・再成長の方向へと反転してまいりました。今後は、拡大著しいインド市場をはじめとした新たな成長市場での拡販を図るなど、グローバル市場への事業展開を加速させ、持続的な成長を推し進めてまいります。
当社グループは、引き続き、ステークホルダーの皆さまと共に企業価値の最大化を目指してまいります。末永いご支援をお願い申し上げます。
代表取締役社長 竹本 笑子